黒料理?!
本屋さんに立ち読みに行ったら「ブラックフード」「黒い食べ物」
なんかそういったキーワードが目に飛び込んできた。
どうも悪いイメージという意味あいの「黒い」ではないらしい。
雑穀やマクロビのブームと一緒にここ最近?
「黒い食べ物」も注目されているみたい。
『黒い食べ物』(Black Foods) は読んで字のとおり
ズバリ黒い色をした食べ物の事で、
黒系の食品は東洋医学でいう「五色五臓五味」の『黒五』
これは「陰陽五行説」に基づいた「五味五色」という考えがあるそうです。
「五味」は、甘い・辛い・苦い・酸っぱい・塩辛いの五つの味。
「五色」は、黄色(中央)、青(東)、白(西)、赤(南)、黒(北)の五つの色。
(青春、青龍・朱夏、朱雀・白秋、白虎・玄冬・玄武(亀?)の季節や方角を
示す言葉にもつながっているみたいですね)
親芋の黒胡麻和え。黒胡麻ペーストに白味噌、玄米甘酒で味をととのえます。
見栄えしないビジュアルです。。
黒い食材は主食である五穀に黒豆、黒胡麻、黒酢、ひじき、海苔などなど
生で食べられない物が多く、黒い食べ物を使った「黒料理」を毎日少しずつでも
食べ続けるのがいいらしい。
なんしか辛い・甘いだけの食べ物だけでなく、
味も色も豊富な食事をバランスよく食べましょう。という所に話はまとまる。
のですが、色彩と食で思い出すのがソフィ・カルの『色彩ダイエット』
ダイエットといってもそれを実行して痩せる。健康になる。という
わけでなく、むしろ逆?アンバランスな服従の実録。
「色彩ダイエット」は、1週間の食事をカラー別に作って順番に食べて、
週末に友人を6人集めて6色のそれぞれ決められた色の食事を食べる
という趣向のパーティを開く。といったもので
数年前に出版された際に紹介記事を読んで気になっている本の一冊
『Double Games』(viollete出版社)という豪華本の中で綴られているらしい。
ソフィ・カルの著書の『本当の話』という本は持っているのですが
なんか、まじでそんな事したんですか。されたんですね。という
実録ばかりで面白いです。
http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/artscape/topics/9912/kato/kato.html
真っ白だったり、黒色だったり。
豆乳花と黒胡麻の白黒のモノトーンのおやつ。
タンポポコーヒーとほうじ茶のブレンドティーと一緒に。
ちょっとサイケデリックな紫と黄緑とオレンジ色の昼食
子供の頃、カラフルな食べ物たちが食卓に並ぶと
わくわくした覚えがあります。
あらためて「色を意識してみる」をやってみると
大人になってもやっぱり楽しいもんだなぁと気づきました。