割烹 瓢箪
割烹 瓢箪(ひょうたん)で「華」会席をいただきました。
先附・吸物
先附は長芋をすり固めたものに昆布とウニクラゲ、ズッキーニが乗っていました。
餡にはジュンサイが入っています。
吸物は鱧のすり身寄せ、ヨモギの生麩と椎茸、キュウリ。吸い口はカボスの皮でしょうか、
蓋をとると清涼感のあるいい香りがしました。
造り・焚合
造りは甘エビ、鯛、初鰹のたたき盛りでした。
赤魚と豆腐の揚げ浸し。飾り切りされたカボチャと緑の紅葉の生麩が
見た目にかわいい。
八寸
枝豆をつぶした餡の入ったスズキの焼き物、でんぶと豆入り卵焼き、若あまご甘露煮、
つぶ貝の和え物。
関西風の素材味をいかした薄味で、食材もどれも柔らかいものばかり。
お年寄りも妊婦も小さな子供にも安心していただける献立のようです。
この日、私たちはお酒を飲んでいなかったのでストイックに味を楽しめました。
お酒を一緒にいただくにはちょっと物足りない塩梅かなぁ。
揚物
タラしそはさみ揚げ、海老しそはさみ揚げ、
茄子、しし唐、わけぎ、さつまいも、の天ぷらです。
食事・甘味
ご飯とお漬物と赤出し。ご飯はコーン入り!はじめて食べました。白飯よりは
趣向と食感が変わって楽しいけど、自分で作るかと言われたら「No」ですね。
漬物は大根のあっさり紀ノ川漬け、しば漬け、かつお昆布の薄味仕立ての佃煮。
甘味はフルーツ缶詰の寒天固め、にスイカ。生クリームがトッピングされています。
以前より気になっていたのですが、和食・日本食のデザートってどうしてこう
気合いが入っていないんでしょうか。料理とのギャップがあるぶん、どうしても
オマケ観がいなめません。
瓢箪の外観です。
夜だと暗くなって外はほとんど見えないのでお庭を鑑賞しながらの食事ならば
お昼の方がいいかもしれないですね。
http://www.taiko-en.com/restaurant/hyotan/index.html