ゑんどう寿司

大阪中央卸売市場に本店がある『ゑんどう寿司』に行きました。
ここのお寿司は「にぎり」のではなく「つかみ」寿司です。
先代が明治四十年に考案されたという、にぎりこまない独特のつかみずしは
口の中に入れるとふわっとほどけて、こぼれるような温かいごはんです。
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一口でほおばれるちょっと小ぶりのお寿司が5貫一枚のお皿に
乗っています。ふたりだと種類を多く頼めないのが難点。
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穴子は大阪風の棒寿司です。
わりと早い時間だったせいかテイクアウトで買って帰るお客さんも
ちらほらいました。
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孤高の蚫寿司です。庶民の私の口に入るのは年に2回くらい。
固すぎずコリコリとした食感です。とくにこちらの酢飯には昆布を
よく使っているのか、昆布の風味がふくよかに口の中いっぱい広がります。
ちなみに私は貝、イカ類はサビ抜き希望です。魚類ならばいいのですがツルっとした物って
ワサビに味負けてしまって味わかんなくなりませんか?
こちらのお寿司屋さんではホースラディッシュを使ってるようです。
生の本ワサビならまだ大丈夫なのになぁ。。


付き出しと吸い物
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お付き出しはマグロの漬けと肝煮。真っ黒ですが辛くないです。こちらも昆布がきいています。
お吸い物はタケノコでした。季節によって変わります。頼んでませんが赤だしの方がちょっと安かったです。
ゑんどう寿司京橋店
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京橋店は京阪モールの5Fにあります。日曜日もあいていて
家族連れでも入りやすい雰囲気です。
http://www.honjo-osaka.or.jp/gyosha/endou/
洋食系が多くなりがちなので久しぶりにお寿司屋さんへ行きました。
お寿司は好きなのですが、すごいお高いか、お安いか結構両極端で
なかなか行ってませんでした。
自分の好みはシャリ少なめ、見た目も豪快!よりはできれば繊細な方が好きなのです。
『じねん』がずっとお気に入りだったんですがマスコミに多く取り上げられ、
支店も増えたせいで大将の握る寿司が食べられなくなって
(全くないわけではないのですが確率が低いというかんじ)しまい、足が遠のいています。
同じ値段ならやっぱり大将の握った物がいいのです。じねんの中では店をまかされて
中堅どころになった板さんでも、やっぱり大将のとはちがう。。
人がちがう、手がちがう、見た目がちがう、味がちがう。
自分がそんな時、貫禄のあるオッサン風情なら「大将いないの?じゃあ今日はええわや。また来るわ」
みたいに言ってのけても格好もつくと思うのですが、30過ぎたとはいえしょせん小娘。
小心者でとても言えない。内心がっかりした事が何回かあって最近すっかりご無沙汰しています。
大将の握るイカウニの切れ込みの美しいこと!

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