鹿の角きり

を観に奈良公園の春日大社に行きました。
角きりはフットサルのグラウンドくらいのスペースで行われます。
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ベテラン、若い衆を交えた血気さかんな男の人たちが昔ながらの手法で
雄鹿をとらえ聖水を飲ませて神官が糸のこのようなもので角を切りとります。
角でつかれてケガ人が出たりもするようです。
鹿と人との真剣勝負、エキサイティングです。
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鹿にとって角は肉体的には人間の爪や髪の毛と同じようなもの
だそうで切っても痛くはないそうなのですが、


雄のシンボルとしての威厳を保つものだったり、
雌鹿にプロポーズする際に魅せるもの。なので精神的にでしょうか、
角を切られた後は大抵の雄鹿はがっかりしています。
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投げ縄のような道具で鹿角にひっかけます。
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竹の輪に縄の洗い網をはった道具で鹿を捕らえたのは数年ぶりだとか、
貴重なものを拝見できてよかったです。
司会のおじさんのしゃべりが面白くてよかったです。

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