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あらや滔々庵・3

夕食篇です。美器佳肴の旬の懐石膳です。
加賀会席というのでしょうか、蟹のシーズンには少し早い
とある10月の日の献立です。

「天然の味に優る美味はなし」と魯山人の言葉にあるように
素材の味をいかした季節のお料理が順番に出てきます。

◆付出し
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・子持ち鮎の甘露煮、金沢春菊と菊の和え物、里芋煮
・鴨ロースのいちぢく添え
・焼きなすの寒天寄せ
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食前酒の冷酒とともに。冷たすぎない前菜盛りはほの甘く
食欲をわかせてくれます。

◆中吸い物
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・ハモと冬瓜、松茸の吸い物

夏秋入り交じるあっさりとした一椀です。

◆お造り
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・ウチワエビ、ヒラマサ、マグロ、ヒラメ

ウチワエビの生をはじめて食しました。プリっとした食感で
味は淡白な方だと思います。能登の粗塩と醤油でいただきます。

 ◆蒸し物
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・小坂蓮根のハス蒸し

すりおろした蓮根と荒めに刻んだ蓮根の絶妙のバランスが
しゃくしゃくとした蓮根の食感を残しています。
穴子、百合根やエビなどがごろごろ入っていて
噛むと旨味がじゅわりとしみ出してきます。

◆焼き物
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・アワビの肝焼き

アボガドと夏大根と蚫を肝で和え炭火で焼いて食べます。
日本酒、塩、醤油のそれぞれの風味が
蚫肝の磯の香りの輪郭をよりいっそう際立てます。

◆焼き煮炊物
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・甘鯛の若狭焼き

地元・橋立漁港で水揚げされた甘鯛を塩味をほどよくきかせ
カリっと焼いてスープで煮含めてあります。表面はパリリと香ばしく
身はふっくらと上品な旨味をぎっしり封じ込めた一皿。
たたき木の芽のふくよかな香りが食欲をそそります。

◆揚げ物
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・笹カレイ、金時草、さつまいも、里芋の天ぷら

もうかなりお腹いっぱいです。旦那どのはたいそうお気に召したらしく
天つゆを飲み干していました。。

◆酢の物
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・毛蟹、カニ酢ゼリーと一緒に
・毛蟹とトマトのゼリー寄せ

もう食べられないと思っていたら、押しの一手
さっぱりしていて、気がつくとたいらげていました。
お腹はいっぱいなのに箸を止める事はできません。
食べにくいはずの毛蟹なのに。。

◆香の物・吸い物・ご飯
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・水菜、白菜の浅漬け
・赤出し
・へしこ茶漬け

炊きたての石川産こしひかりに鯖のへしこをのせて
加賀献上茶の棒茶をかけてお茶漬けでいただきます。
へしこをはじめて食べました。鯖のぬか漬けなので
癖はありますが、私は好きになりました。

伝統の味なのですが
塩分がきいて独特の臭みとまったりとしたこくのある旨味
を持つという特徴がブルーチーズのように思えました。
赤ワインなどにもよく合いそうです。

ご飯のつやに負けて、満腹の限界値をもう超えているのにこれも食べました。

◆デザート
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・ぶどう、梨、抹茶アイスのあんこ添え

私は一口ずつしかもう入りません!こういう時はやはり一般的に
殿方の方が体も大きく胃袋も大きく、かないません。
全部食べた旦那どのに感服しました。

ひとつ問題があるのは、食べ過ぎて確実に太ったという事です。
きっと胃も膨張気味、寝床がすぐ側にあるのでもちろん
豊満感のお腹を抱えたまま眠ってしまいましたし。。

このあとお風呂に入ったり、ワインバーへ行こうと予定が
詰まっているのに。

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2004年10月05日 18:41に投稿されたエントリーのページです。

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